松山市は「坂の上の雲まちづくり」チームを結成し、まちづくりを行っている。
『坂の上の雲』とは、司馬遼太郎による長編歴史小説である。松山出身の正岡子規と秋山兄弟3人が主人公で、明治時代を生き抜いた彼らの青春群像といった内容である。その中にある主人公たちの4つの思い、
・理想を追求する姿勢としての若さ・明るさ。
・知識情報を集め比較することによる独自の価値観の創造。
・先例にとらわれず合理的に問題を解決していくリアリズムと合理性。
・生涯学び続ける姿勢と人のつながりを大切にする励む、励ます。
これらを基本理念として、松山全域をひとつのフィールドミュージアムとしてとらえ、まちづくりをしていこうと提案している。具体的な構想として、松山市内全体を「屋根のない博物館」に見立てている。その中心的建物として、「坂の上の雲ミュージアム」を平成18年11月30日に竣工した。ミュージアム内では、明治時代に関する資料や主人公たちに関する資料が展示してあり、コンサートや朗読なども行われている。
また、2007年10月2日~11月30日にかけて、司馬遼太郎氏の作品『坂の上の雲』を通じて得た多くの人びとのメッセージを募集し、2008年4月~2009年3月に坂の上の雲1,000人のメッセージ展を行う予定となっている。
※2007年11月現在